大好きだよ、お兄ちゃん

「濡羽の家の祟り婚 夏の章 盲いた愛」

発売元:黒い令嬢 シナリオ:堀川ごぼこ イラスト:皆無
発売日:2017/08/17

里見 稔(CV:刃琉)


五つの時だ。君の母に頬を張られた。
濡羽の家へは二度と招かれなかった。
夏、それが叶った。村の因習と彼の存在は福音だった。
全てを知ったら、君は憎むだろうか。
谷家の血に僕の跡を残す。そう決めたことを。
引用: 黒い令嬢

年齢?  (妹:高校生)
職業大学生
身長
体重
家族構成養父,養母,実父,実母,実妹
一人称
二人称(→妹)貴方
三人称(→父)お父様
三人称(→母)お母様

家族仲
……
愛の重さ
🧡   🧡   🧡   🤍   🤍
エロ度
🧡   🤍   🤍   🤍   🤍
葛藤
🧡   🧡   🧡   🧡   🤍
兄妹の関係性 ・過去に兄が妹へ悪戯をしている。
兄の恋愛遍歴 『誰を抱いても』
妹の恋愛遍歴 処女
妹の容姿・性格描写 ・空襲により盲目
注意事項 ・途中エコーがかかるシーンあり ・血に関する表現あり

絵葉書(アニメイト:単巻特典)

特典SS(ステラワース:単巻特典)

特典CD……「純潔」

特典CD……「獣の欲望」

特典SS



感想

本編  このブログを書くために聴き返したんですが、何故か泣きしました。悔しい。本当に私の情緒を狂わせることが得意なお兄ちゃんです。 身勝手なまでに私のことが大好きなのに、私には大好きと言わせてくれないずるいお兄ちゃんなんです。 なんでこんな人を好きになっちゃったんだろう。

お父さん譲り(爆笑)の噛み癖が本当に最高なんですが、とにかくこいつはエッチすぎるんです。許さない。本当に。 夜這いの風習が残っている田舎で、妹は盲目という稔()にとっては最高の条件な訳ですが、稔()は何度も妹が失明してしまったことを嘆くシーンがあるんですよね。 本当に飄々としただけの男で、“妹”というモノを欲しているだけの自己中心男であれば、「盲目でラッキー!」くらいのものでこんなに嘆いてくれないんじゃないかなと思ったりしながら稔()の愛のカタチについて考えてます。

 好きな台詞があり過ぎて困るんですが『生まれる前から赤い糸で結ばれていた』は私の性癖にダイレクトアタックしてきて本当に好きです。 あとは最低最悪の『他の男に惚れてはいけないよ。僕も生涯君以外の女を好きになることはないだろう。』という呪詛のような言葉も大嫌いで大好きです。

 稔()はお父様と比べて生い立ちはさほど悪くないのですが、ちょっと幼い声で『寂しかったんだ』というシーンが印象的でよく覚えています。 幼少の頃、妹が純粋に愛しくて少し愛情表現が行き過ぎてしまったところを、そういったことに過敏になってしまっている両親に咎められて即養子に追いやられていたとしたら稔()は一番の被害者なのかも?と思う時があります。 父的にはアウトだったようですし、稔()がどれくらい本気で小さい頃から妹のことを愛していたか分からないのでなんとも言えませんが……。 そうやって擁護してはみましたが、『おねしょしたみたいになってる』という台詞が異様に興奮して聴こえるのは小さい頃のヒロインでも思い出したのか?という感じで気持ち悪かったので正真正銘かもしれませんね(笑)

こんなに好きでこんなに苦しい思いをするなら出会いたくなかったお兄ちゃん第一位です。 大好きだよ。優司お兄ちゃん。
ステラワース&アニメイト&ポケドラ特典夜這い初日、処女シチュを何故特典にした!?

 ビックリするほど甘々です。もうこんなん好きになるしかないじゃん。やめてよ。大好きだよ。
公式通販&DLsite特典  本編から数年経って突然ヒロインのもとにやってくるお話です。

許さない。